YAMAHA SR500をご紹介致します。
SR５００は言わずと知れたYAMAHAの大人気モデルで１９７８年から１９９９年の２１年間に渡り販売されました。
今回ご紹介のＳＲは初期型後期の１９８３年（昭和５８年）登録モデルで、タンクのエンブレム、フロントフォークのブーツ以外はフルオリジナルというとても貴重な個体となっています。

このSR５００は、現オーナー様の友人であるファーストオーナー様が新車で購入、３年程乗られた後ご自宅の納屋にて走る事のないまま保管されていました。
２０２３年、現オーナー様が久しぶりにファーストオーナー様とお会いした際　このSRの話が出て、懐かしさのあまり納屋から引っ張り出したそうです。
３７年ぶりに日の目を見た現車を一目で気に入り譲って頂いたという経緯があります。

現オーナー様は、非常にオリジナル度の高い現車を見て、カスタムや社外パーツの使用と言ったことせずに　このままオリジナルを生かしたうえでの復活を決意、実際　見事に復活を遂げました。
しかしながら、復活までの道のりは平坦ではありませんでした。
何しろ３７年の間一度も表に出る事が無く睡眠を貪っていた訳ですから　致命的な腐りはないもののあちこちに錆が発生し、一筋縄ではいかない事は容易に想像できます。
復活における整備については、エンジンのOHこそ行っていないものの、ほぼ全バラに近い所まで部品を外し純正品を使って組み直しています。
外装品等については可能な限り錆を落としひたすら磨いて仕上げました。
この様にショップにて約10ケ月を掛けての復活ですが、掛かった費用は想像に難くなく、オーナー様の熱意がヒシヒシと伝わって来ます。
外装品を細かく見ると、所々にアバタの様に見えるケ所がありますが、オリジナルを尊重した証とも言える所。
是非とも現車見学をして頂き、実感して頂ければと思います。

さて、ヒストリーばかりに目が行ってしまいますが、車両の状態についてお伝えします。

まず全体の印象から。
登録から４０年を超える車両ですが　全バラに近い状態まで行った整備により、随所に小さなキズや軽微なサビはございますがシャッキっとしており車齢を感じさせません。
カスタムをして戦闘力を高めた個体も魅力的ではありますが、ここはあえて貴重な工業遺産としてオリジナルを維持し、一生を共にするなどという乗り方も魅力的ではないでしょうか。

機関についても走行距離が少なく、キチンと整備されていますので至って快調です。白煙等もありません。

繰返しになりますが　一見の価値あり、是非とも現車見学をお勧めします。
このSRの魅力がお分かりいただけると思います。

今回ご紹介のSR500は群馬県にございます。
たくさんの方からのお問合せをお待ちしております。

このSR500の譲渡については個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。
本車両の購入に際しては、自動車税のご負担をお願い致します。

【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両は、車の個人売買情報サイト「バイクの杜」に掲載されたものです。
バイクの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり掲載車両は個人所有の物で、オーナー様のご依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く、詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は、２０２５年１月１６日午後２時より、晴天の元、約1時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューを元に執筆作成したものです。限られた時間での確認につき現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。　状態等のコメントも、あくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。