[現車について]
今回ご紹介します車両は、YAMAHA XT660Z Tenere です。

シート高 896mm
タンク容量　　　　　　23L
エンジン　　　　　　 水冷4サイクルSOHC単気筒
変速機 リターン式・5段変速
始動方式 セルフスターター式
タイヤサイズ F:90/90-21 R:130/80-17

XT660Zテネレは、2008年に発売された、ビッグシングルエンジン搭載のオフロードアドベンチャーモデル。
ヤマハのパリ・ダカールラリー参戦マシンに用いられてきた「テネレ」の名を冠する単気筒600ccクラスの市販モデルだった。
排気量660ccの水冷4スト単気筒SOHC4バルブエンジンと、5速リターン式ミッション、前2後1のトリプルディスクブレーキを採用。縦長のヘッドライトとスクリーンのためか、背が高い（横幅がスッキリ）という印象が残るフォルム。
XT660zテネレは海外市場向け専用モデルであり、日本国内ではラインナップされなかった
（逆輸入車として、少数が流通していた）

[カスタム内容]

・GIVI製エンジンガード
・GIVI製ロングスクリーン
・ラジエーターガード（自作品）
・TOURATECH　TOPケースベース
・純正センタースタンド
・純正グリップガード
・純正加工　ローシート
・純正サイドパニアケース（補修あり）

[付属品]

・TOURATECH　ヘッドライトカバー
・TOURATECH　延長スクリーン
・ブレーキパッド
・プラグ２本
・エアフィルター

[機関]
元気よくセルが回り一発でエンジン始動
単気筒の小気味のいいサウンドです。

[外観]
ビックオフローダーですが大きなダメージはなく綺麗な車体です。
エンジンからのエキマニが２本出ているので２気筒かと思いきや単気筒。
車体下で集合しリアエンドで２本に分かれる。凝った作りです。
オフロード系の車両にありがちな転倒傷などはなく、全体に綺麗ですが、純正サイドケースに補修歴があります。
しっかり補修されていますので使用に問題はなさそうです。

[総評]
海外ではＫＴＭやＢＭＷ、トライアンフなどで人気のこのクラス。
背が高くオフロード性能に特化した車体は正直、乗り手を選びます。
ローシートで身長１６３ｃｍの筆者が跨ると両足つま先がつく感じ、身長１７３ｃｍのオーナーさんで両踵が少し浮くくらいです。
車体が細身で軽量なので不安感は無いです、走り出せば全く気にならないでしょう。
YAMAHAワークスのストロボカラーがよく似合い、単気筒の小気味いいサウンドが走りの良さを予感させます。
全体に綺麗な車体に大きな傷はなく、保管の良さが伺えます。
サイドパニアに補修歴がありますが使用に問題なく、内側なので目立ちませんでした。
ライト下につく牽引フックなどは標準で、本気のパリダカールラリーモデルであることを示しています。
令和７年５月まで車検がつきますのでこのまま乗り出せます。
リアタイヤはそろそろ替え時ですので、オフ向けのタイヤに交換すれば、腕に自信のある方なら林道などのオフロードランでも楽しめるのでは無いでしょうか。
国内では流通している個体が少ないYAMAHA XT660Z Tenere　
他者とはちょっと違うビックオフローダーをお探しの方いかがですか？

車輌は北海道札幌市にあります。
個人の為消費税はかかりません