【GS1200SS】
1978年真夏の第一回鈴鹿8耐優勝
そのマシンは、夜間走行のための大きな丸形ヘッドライト、航続距離を稼ぐ大容量タンク、ライダー負担を軽減する大型スクリーン、素早いピット作業性を重視したハーフカウルなど、実に独特の外観を持ったGS1000Rである。
その特徴を模し、男らしい「GS1200SS」は2001年に登場する。
発売時点ですでに20年前のレーサーを模したその姿は、フルカウリングレーサーレプリカやネイキッド達をとてもひ弱に感じさせる迫力で唯一無二の存在であった。
黒、次いでヨシムラカラーの赤黒、最後に青白を発売。トータル3年に満たない実に短い生産期間に一代限りで姿を消した。
ネーミングのGSは、耐久レーサーGS1000をイメージして開発した事から、GSXではなくGSと称されたといわれる。SSはスーパースポーツだろう。
【ご紹介車両】
2001年モデルになります。8年位前に某有名全国チェーン店から中古購入。以後、近所の老舗HONDAで車検&メンテを続け、所有期間中雨天未使用、事故転倒歴立ちコケもありません。
シャッター付ガレージ内にて更にカバーをかけて保管。バイク乗りからは「綺麗ですね」と言われます。
大型のフロントカウルやタンク形状はとても存在感があり、希少車で流通量も少ないです。
【機関】
マフラー以外はノーマル。機関・電気系異常なし。
ウインカーステーゴム劣化あるあるは、前後左右4カ所交換済み。予備も付属。
右ハンドルスイッチの不具合によりある日突然セルが回らなくなる。という種特有の症状が多いですが、右ハンドルスイッチアッセンブリー純正新品に交換済みで安心です。
グリップヒーターは購入時からのもの。
イエローバルブは照度不足だったよ。と車検時にベテランメカニックさんに言われました。球替えで済みますのでお好みで交換してください。
所有期間中一度も車検を切らす事なく所有し、現在も不具合はありません。
【外観】
サイドカウル左右、フロントアッパーカウル右、エンジンカバー左右下部に購入時からの軽微なスリ傷がありますが、気にならない程度だと思います。
フレーム、スクリーン、タンク共に艶もあり綺麗です。シートもダメージありません。
芸術的な油冷のシリンダーフィンの細かな造形も欠け無く美しいものです。
市場では変なカスタムをされた車両がほとんどですが、こちらはスリップオン程度の変更で良い車両です。
【コメント】
購入時にショップが純正マフラーを探してサービスしてくれたものの、傷があり装着する気にはならず、購入時のマフラーのまま乗ってきました。
この迫力ある姿が気に入り購入。しかし下記の通りあまりにも乗らない上、最近は車庫事情も変わり掲載を決断しました。何か不具合があっての売却ではありません。
画像にはありませんがスモークスクリーン有りますので必要でしたらお付けします。
検査証記録事項内の距離表示値はこちら
令和3年の車検時:37,500km
令和5年の車検時:37,800km
撮影時:約37,950km
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車両は栃木県にあります。
本年度税は価格に含みます。