MAGNI(マーニ)はMVアグスタのレース部門のチームマネージャーをしていたアルチューロマーニが1978年にMVアグスタのスペシャルパーツを製造し創業したイタリアにあるオートバイメーカーである。

MVアグスタは60年代から70年代にかけ数々のレースで勝利を納めていた。

そのMVアグスタを離れ、オリジナルのパーツ作りから徐々に既存のエンジンを使ったオリジナルのバイクの製造を行うことになった。

ホンダＣＢ900Ｆのエンジンを始めとして、ＢＭＷの水平対向、スズキの油冷エンジンなどありますが、マーニというと思いつくのは

やはりモトグッツィのエンジンを使用した車体ではないでしょうか？

今回ご紹介するのは、マーニ・オーストラリア　1型の希少車です。

マーニオーストラリアは、オーストラリアの大手ディーラーからの熱い要望で製作された、モトグッツィ　デイトナ1000のエンジンを搭載した車体になります。

耐久レーサーの公道バージョンで各所にスペシャルパーツが使われています。

4ストロークＶ型2気筒SOHCエンジンは102ＰＳ/8400RPMでレース仕様からは若干デチューンされています。

後の2型は1000RSエンジンになりました。

オーナー様は1994年に当時の輸入元である福田モータースの正規代理店から購入されました。

以降、整備車検等は関東の専門店で殆ど行っております。

機関の状態はオイル漏れも無く良好です。但し経年変化による錆、小傷はあり、またイタリア車特有の塗装の粗さがあり一部剥がれもあります。

整備記録簿も残っております。

直近の整備は車検時（令和5年）
エンジンオイル交換

バッテリー交換

ブレーキフールド交換

ハンドルグリップラバー交換

各部点検

タイミングベルトは平成16年（1回目）

　　　　　　　　　平成23年（2回目）

フロントフォークもオーバーホール実地してあります。

走行距離は　10523�q　状態維持の為走行距離は多少増えます。

現車は新潟県　中越地区にございます。