〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆ビモータdb-1について
――――――――――――
ビモータdb1は1980年代にイタリアのビモータ社が生産したオートバイです。当時、自社製のエンジンを持たず、もっぱら日本製スポーツバイクのエンジンを自社製フレームに載せていたビモータ社が、初めて日本製以外、イタリアのドウカティ社のF1パンタ(排気量750cc)のエンジンを積んだのがdb1です。
ビモータのバイクづくりは日本製バイクを丸ごと買い取り、エンジンだけ用いて製品をつくるという特殊な製作工程となっていたため、コストが高くなっていましたが、ドウカティはエンジン単体の供給を受けられるようになり、大幅なコストを実現したため、それが大ヒットバイクとなり、ビモータを有名した出来事のようです。
ビモータdb1シリーズには、スタンダードなdb1、強化版のdb1-S、もっと強化版のdb1-SRの3種に加え、当時の日本の免許制度に対応してDUCATI F3(400cc)のエンジンを積んだdb1-Jもあります。
ビモータ社は創業より紆余曲折はあったものの現在はカワサキモータースがビモータとの合弁会社を設立し、ビモータ向けに専用開発したエンジンを供給し、バイク本体の開発から販売までを引き受けています。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆ご紹介するバイクについて
―――――――――――――
今回ご紹介するバイクはビモータdb1-J(ジュニア)です。
生産台数はわずか50台ぐらい、希少なバイクといえます。
現オーナーさんはバイク好きな方で現在も数台所有していらっしゃいます。
特にビモータは大好きなバイク、所有しているバイクの中で、ビモータは外せないバイクだそうです。
購入後、以下の整備を実施します。
・各所点検(電気系)
・前後ブレーキキャリパーOH
・リヤブレーキマスターOH、リヤブレーキパッド交換
・キャブレター前後OH
・エンジンオイル&エレメント交換
・タイミングベルトベルト交換
・リヤタイヤ新品交換
◆仕様
・エンジン形式:空冷4サイクル90°L型2気筒、398cc
・最高出力:55HP/10,000rpm
・トランスミッション:5速マニュアル
・始動方式:セルフスターター
・フレーム形式:オーバーヘッドチューブラーラダー
・縣架方式
フロント:テレスコピック式
リヤ:スイングアーム式
・ブレーキ方式
フロント:ダブルディスクブレーキ
リヤ:シングルブレーキ
・タイヤサイズ
フロント:110/90-16 M/C 59V
リヤ:150/80-16 M/C 71V
オーナーさんは、コンディションを維持するため、2週間に一度、5~10kmぐらい走行するそうです。
取材時は不可なく、エンジンは始動、暖機運転は必要とオーナーさんからレクチャーがありました。
バッテリーはSHORAIのリチウムバッテリーと装着しています。
屋根付きガレージにカバーを被せて保管、バッテリー上がりを防止するためにバッテリーの接続を外しています。
ナビやETCの装着用シガレットライターソケットも装備しています。
フルカウルとなっていますが、一部割れが見られました。
バイクの整理のための掲載依頼です。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆お問い合わせに際して
―――――――――――
このページのバイクは個人売買の情報サイト「バイクの杜」に掲載されたものです。
バイクの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載バイクは個人所有の物で、オーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。
記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、記事内容に関しても全てバイクの杜で裏づけを取ったものではありません。
状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おきください。
掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡ください。
車両は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税はかかりません。