今回ご紹介するのはノートンコマンド850インターステイツです。

ノートン(Norton)は、1898年イギリスに設立された世界的に歴史の長いバイクメーカーのひとつで1907年・マン島TTレース2気筒クラスで優勝を始め、以後1954年までの間に通算10勝を挙げます。 第二次世界大戦後のレース界は多気筒エンジン車の優位性が高まりますが、フェザーベッドと呼ばれるフレームを持つ単気筒レーサー、マンクスノートンが活躍しました。 そして大排気量2気筒エンジンを搭載するコマンドの開発にあたってノートンは振動対策としてアイソラスティック・フレームを開発します。このシステムはエンジン・ミッション・スイングアーム及び後輪を一体とし、フレームとの接続にラバーマウントを介した画期的な構造を持ちます。これによりノートンは従来形式のエンジンを使ってパワーアップが可能となり操縦安定性、快適性を含めた性能を得るに至りました。

ノートン コマンドの生産台数は、メーカー全体ではかなりの数が造られましたが、中でも今回ご紹介する大容量タンク、セルモーター、左チェンジを搭載したインターステイツモデルは特に希少車で、ほぼオリジナルの状態を保たれてきました。

外観、機関共に程度がよく、セル一発、排圧がしっかりある独特の野太い音を奏でます。

オーナー様曰く「大変調子が良く、街中を走っても快適です。想像以上に信号毎のスピードも速く、とても気持ちのよい楽しい走りをしてくれます。 今のバイクとは比べてはいけませんが、大変に瞬足なのです。 一般的な旧車が好きな方が乗るとスピードや扱い難さから来るストレスを感じることはまず無いでしょう」とのことです。

また、バイクフリークで有名なハリウッド俳優のキアヌ・リーヴスのお気に入りの愛車でもあり、多数のバイクを所有してきた彼が何故お気に入りなのか、その理由こそがコマンドの特性を表しているようにも感じます。

ちなみに行きつけの都内にあるお店に全て依頼して整備は丁寧にされてきたそうです。

是非、購入をご検討下さい。

車両は東京都世田谷区にあります。

お問い合わせについて

「バイクの杜」は広告代理店です。掲載バイクは個人所有の物でオーナー様より依頼を受け、取材の後掲載しています。

記事内容は担当者がオーナー様にインタビューし、その内容と併せ外観、その他の印象を基に主観で書いている事をご了承ください。実際に購入検討をされ見学頂いた時の印象、整備履歴、修復歴等を保証するものではありません。

また、自動車税が発生している状況の車両については月割りでのお支払いを新オーナー様にお願いしています。

掲載内容に関してのご質問や現社確認のお申し込みはこのページ下よりご連絡ください。