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MVアグスタ・F4 750 Evo 03 2003年式
車検 2021年5月 走行 5,034km 備考
長さ 201cm 71cm 高さ 107cm 重量 1910kg 排気量 749.4cc
取材日2020年10月

MVアグスタは1977年にオートバイの製造をやめて、そのブランドは惜しまれながら消滅してしまいました。しかし、その後カジバのクラウディオ・カステリオーニにより1992年に「MVアグスタ」のブランドが復活。

F4 “Serie Oro”(1999年)
1997年のミラノショーで『F4』のプロトタイプがお披露目され、奇才マッシモ・タンブリーニが設計したF4は1999年に「F4 Serie Oro(セリエオーロ)」という名前でオールドライカーボンの外装に砂型鋳造クランクケース、マグネシウム鋳造サブフレーム、スイングアーム、ホイール他多くのスペシャルパーツを備え、世界限定300台日本国内限定 25台の限定車として発売されました。

F4 (2000年~2004年)
“セリエ・オーロ”のマグとCFRPを、アルミとABS樹脂に置き換えた“F4”の標準仕様。
2001 年よりラジエターが上下2枚になる。“EVO 1”、“EVO 2”と呼ぶモデルは無いが、年次にかかわらず内部や概観仕上げ等が改良されていた。
2003年には“EVO 3”とシートカウルに書かれたハイチューンエンジン搭載車が発売。

[現車について]
現車は2003年式“EVO 3”です。オーナー様が知人の方から2016年10月に走行4500kmで購入しました。 多忙のため購入してから500km程度しか走行しておりません。
前オーナーも含め、購入時から屋内保管、事故歴・修復歴は無いとのお話です。 2019年5月に車検を継続しております。現状で不具合は見られない車両ですので、このまま乗り出すことが可能です。
現車は、基本的にはカスタム等の手は加えられておりません。唯一、ヘッドライトのLoビームのみHIDバルブに変更されております。

[整備内容]
老舗のオートバイ店にて整備点検を行っております。(記録簿あり) 2019年5月に13万円ほどかけて純正オルタネーター交換 2020年4月にバッテリーを新品交換

[機関]
エンジンはフェラーリが開発に携わった750cc4気筒らしく高回転まで伸びやかに回り、4本出しマフラーから官能的な音色を奏でます。
バッテリー、オルタネーター交換済みなので問題なく始動し、アイドリングも安定しています。
タイヤはフロント:120/65/17、リヤ:180/55/17 フロントリヤ共に2013年です。
前後共に十分な溝がありますが、2013年製ですので熱い走りを希望する方には交換をお勧めします。

[外観]
ボディカラーは伝統的な赤/銀のフェアリング、光沢があり、全体にとてもキレイです。
転倒によるものではありませんが、右ミラー、タンク右側に2mm程のタッチペン痕があります。
ヘッドライトレンズは曇りは見られません。専用カバーをかけ屋内保管の為、フェアリングやスクリーンなどに色褪せやヒビ割れ曇り等は見られません。

[総評]
後世に引き継ぐべき芸術品と言える2輪版フェラーリのスーパーバイク。
オルガンテールマフラーや星型ホイールが人の目を引く美しいデザイン、取材中も道行く車が減速して見ていくほどの存在感があります。
低走行、極上の車両ですので 愛でるもよし、乗り倒すもよし、の最高の一台です。
電子制御の介入のないソリッドな乗り味なのにメンテフリーのインジェクション、今や貴重な存在でしょう。
20年前の設計にも関わらず古さを感じさせないタンブリーニのデザインは、この先長く所有しても見劣りすることはなさそうです。

ガレージ保管
雨天時走行なし
車検は令和3年5月までございます。
現在のオーナーさんになってからの点検記録簿もあり、きちんとメンテナンスされています。
オーナーさんは、車庫事情から断腸の思いで手放すことにしたそうです。
保管の際にも美しい、専用の車体カバーと片持ちサス用のスタンドが付属します。
車輌は札幌市にあります。
個人の為消費税はかかりません。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD
画像クリックで拡大出来ます
MVアグスタ・F4 750 Evo 03 2003年式 
奇才マッシモ・タンブリーニが設計 
現在でも通用するデザイン 
上下Hi/Lo切替式 
ヘッドライトレンズは曇りは見られません。 
LoはHIDバルブ 
Hiはハロゲンバルブ 
4-2-1-2-4の工芸品的マフラー 
専用スタンドが付属 
4本出しマフラーエンド 
2輪版フェラーリ、オルガンパイプと称される 
後方排気の4本出しマフラー 
一時バイク乗りの垂涎の的になっていました。 
ラジエターをシングルからダブルにするなど数多くのマイナーチェンジを経て徐々に 完成されました。 
Evo 03はエンジンのパワーアップが図られたF4-750シリーズ後期モデル 
二輪デザイナーマッシモ・タンブリーニの理想を追い求めた究極のバイク 
オーリンズ製ステアリングダンパー 
実走5034km デジタル計は320Kmまで表示されます。 
ジャパンクオリティーのNISSINキャリパー&SHOWAサス 
もちろん左右フォークはサビ無し 
サイドカウルはクイックファスナーで容易に脱着 
6速リターン、サイドスタンドも空力を考慮 
アンダーカウル内もキレイです。 
ウェーバー・マレッリ マルチ・ポイント電子式空燃混合装置 
気筒毎シングルインジェクター、4連バタフライ式スロットル 
チョークが付いています。 
スイッチのレタリングもキレイです 
左ミラーの小傷 
右ミラーのタッチアップ 
タンク右側のタッチアップ 
タンク右側のタッチアップ 
立体的なタンク、タンクパッドも純正です 
 
曇り無し 
ヘタリ、キレ無し 
フロントタイヤ 十分溝あり 
2013年製 
存在感のある星型ホイール 
リアタイヤ まだまだ溝あり 
2013年製 
ブレーキペダルも調整式 
調整式シフトペダル 
ミラーにも 
曇りはありません 
リンク式、単筒型フローティング・リザーブタンク付き(プリロード、圧伸減衰力調節可能) 
新品純正オルタネーター交換済み 
チェーン、スプロケットヘタリ無し 
「VALVOLE RADIALI」フェラーリエンジン開発の証 
信頼の置けるSHOPでの記録簿つき 
ジャストフィットの純正車体カバー 


この車両のお問い合わせは

バイクの杜 北海道
TEL/080-1872-0683(ヤマザキ)

またはEメール↓にて
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sy441021@gmail.com

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