モトモリーニ・トレッセッテ・スプリント175 |
1962年式 |
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車検 軽二輪 175CC |
走行 530km(不明) |
備考 オーナー歴:不明(日本ワンオーナー) 車体番号:G435※※ |
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長さ 210cm |
巾 80cm |
高さ 110cm(スクリーン天) |
重量 105kg(101s乾燥重量) |
排気量 172.4cc |
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取材日2021年11月 |
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※ 車両データー(参考数値)
重量 :105kg (101s乾燥重量)
燃料タンク容量 15リットル
最高速度 130km/h
ブレーキ:サイドドラム直径135mm
サスペンション:フロント テレスコピック
フレーム:シングルオープンクレードル
クラッチ:マルチディスク
キャブレター:デロルトUBF22BS
OHV単気筒 ボア×ストローク 60×61mm
圧縮比 9.0:1
最高出力 13.0ps/7400rpm
排気量 172.4cc
変速:4速
タイヤ/ホイール: F2.50-19 R2.75-19
ホイールベース:1330mm
※モト・モリーニの概要
1937年にボローニャのアルフォンソモリーニによって設立されたイタリアの オートバイメーカーです。
設立:1937 ; 84年前でボローニャ (1937)
創設者:アルフォンソ・モリーニ
本部:ミラノ イタリア
1960年代は、モトモリーニがイタリアのモーターバイク社としてだけでなく、スポーツブランドとしての地位を築いた時代です。
大量生産の時代に入り、日常に使いやすいSbarazzino 100と Corsaro 125 が広く親しまれました。
Corsaro は市場投入後すぐに、その力強さと多目的性で多くの人達に好まれ、クロスカントリー競技にも使用されました。
Corsaro Veloceは、後に数えきれないほど多くのスポーツバージョンに改良され、多くの著名人がモトモリーニを愛用しました。
その中でも際立ったのが、Settebello Aste Corte に乗ったMr. Giacomo Agostiniです。彼が多数のイタリアタイトルを獲得した事により、モリーニ神話ができたとも言えるでしょう。
イタリアの法律に抑えられたにも関わらず、ダブルクレードルフレームと4ストロークエンジンにより、本物のバイクと見なされるようになり、その時代の若者に最も切望されるバイクになったのです。いわば、若者達がモリーニのライダーになる夢を持ち始めたのです。
ウィキペディアに記載がありましたので ご一読して頂けましたらありがたいです。
モト・モリーニ - Wikipedia
※取材者コメント
オーナーは京都のとても静かな奥座敷とも言うのでしょうか、閑静な住宅街にお住まいで車・バイク・自転車などお洒落に整頓された、ご趣味のガレージに訪問させて頂きました。
どれも 今では 大変貴重な車種ばかりでした。
本、雑誌などに出てくるようなスペースでとても奇麗にされておりオーナーの拘り随所に観られ、うっとりし癒しの空間でした。
今回の売却には 現在お持ち車、F!の他に 新たに増車される貴重なナロー P!をガレージに収めるために大変思い入れのあるスプリント175を手放される決断をされました。
イタリアンバイクにはデザインの造形美、曲線美に いつもうっとり見惚れ、癒されます。
タンクの形状とマッチしたシートカウルはこの時代には珍しいのではないでしょうか?
イタリア本国でフルオーバーホールをされ、6年前(2015年)にクラシック・ヒストリックカー、イタリアンビンテージバイクを多く扱う お店が日本に輸入し 現所有者がワンオーナー車両になります。
エンジン始動に際し 始動からマフラーからの白煙など一切見られず好調なのが伺えます。
異音も一切聴き取りは出来ず 大変良い音をツインマフラーから奏でていました。
回転を上げれば痺れるサウンドになることが想像できます。
撮影の際、何度か移動をお願いしましたが 車両の軽さ、コンパクトから 取り回しの良さが見て取れました。
また 撮影に際してエンジン廻りをパーツクリーナーなどで エンジン廻りを事前に清掃 、車体をケミカルなどで磨き上げることはされず撮影致しましたので 程度の素晴らしさが写真と実車は変わることはないと思います。
付属品:アクセル、チョーク、フロントブレーキ、クラッチワイヤーになります。プラグは空箱です。
輸入時に付いていた書類?個人輸入した書籍をお付けいたします。
大変高額でご購入されているのですが 今回の事情からお値打ち価格設定を されておりこの機会に極限までにシンプル!構えず、気軽に乗れるイタリアンビンテージバイク、如何でしょうか?
※オーナーからのコメント
購入後530キロ程の走行です。(メーター表記:フルレストア後の距離だと思います。)
おそらくオーバーホール時にメーター交換されていると聞いています。
ノーマルは前傾姿勢が強く、ドカッティのアップハンドルに交換し大変楽な姿勢になっています。
ウインカー装着によりホーンは鳴りません。(元に戻せます)
すべての機関に関して好調、動作確認済です。
右チェンジ、左ブレーキです。(慣れが必要ですがすぐに解決すると思います)
他にイタリアン、ドイツのビンテージバイクを複数台所有しており加えて趣味車の増車に伴い、
ガレージ保管場所の問題から手放します。
良いご縁を 頂けますようよろしくお願いいたします。
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
SOLD |
画像クリックで拡大出来ます |
本国でフルレストア、ピカピカ状態です。 |
ミラー、ウインカー以外は オリジナルを維持された貴重な車両です。 |
シンプルでそれでいていたるところに造形美が見られます |
この角度から イタリアンセンスです。 |
特徴的なタンク、シートカウル |
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タンクからテールカウルのラインが素敵です。 |
アップハンドルも違和感なくフィットしています。 |
ショートスクリーン、機能的です。 |
どこから見ても個性的。 |
メーター、キー共に当時のオリジナル貴重品です。 |
オリジナルツインマフラー |
オリジナルの刻印が入っています。 |
純正品です。 |
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元々はミラー、ウインカー付いていないので汎用品を使用しています。 |
タンクは形、デザイン共に素晴らしい |
フライスクリーン、純正オリジナルの貴重品です。 |
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フィンのついたドラム |
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フィンの凝った造形にもにっこり! |
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ライト周りにも凝った作りが見られます。 |
ヘッド周りのフィン、奇麗です。 |
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左ブレーキにキック |
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ノーマルセパレートハンドル(純正品) |
付属品:アクセル、チョーク、フロントブレーキ、クラッチワイヤー |
輸入時付属書類(44〜47) |
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個人輸入した専門冊子 |
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