ランプレッタ (INNOCENT LAMBRETIA)はイタリアのバイクメーカーです。創業は1922年、鋼管工場として設立され、1947年にランプレッタを創設しスクーター製造に乗り出し一時はベスパと並ぶメーカーになりましたが、スクーター需要の落ち込みから1971年に製造を中止、1972年にはインド政府に買収されました。

【今回の掲載車について]

このランブレッタLD125は、フランス南部カンヌ近郊より輸入したものです。

当時のオプションパーツであったスピードメーターやアルミダイキャストメーターカバー、ラムエアデコレーションなど希少パーツが装備されています。 エンジンも調子よく、日本の2サイクル車にはない独特の排気音が印象的です。

また当時の他のバイクがそうであるように20世紀前半のデザインの影響が色濃く残された外観は正に走る工芸品と言っても過言ではありません。

街中で相当目立つことは間違いありません。

オーナー様は行きつけの都内にあるお店に整備を全て依頼していましたので整備状況については心配ございません。

以下仕様となります。

【仕様】

生産年月:1951年6月-1956年11月

全生産台数:131,665台

排気量:125cc

ボア×ストローク:52mm x 58mm

気化器:デロルトMU 1984

変速機:Teleflex(テレフレックス)社製ハンドシフトレバー式4段

最高出力:3.8PS/4,600rpm/

最高速度:70-75Km/h/

タイヤ34×8

ブレーキ:アルミニウム・フィン付きドラムブレーキ

燃料消費量:50Km/L

燃料タンク容量:6.3L(リサープ0.7L) /

車両重量:85-88kg 価格:158-152リラ

オーナー様が一目ぼれして、輸入したランプレッタですが、駐車スペースの問題で売却する運びとなりました。今回の1953年製のランプレッタ LD125はかなりの希少車で上物です。今後その価値は更に増すことでしょう。大切にしてくれる方にお譲りしたいというのがオーナー様の願いです。この機会に是非！

現車は東京都世田谷区にあります。

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記事内容は担当者がオーナー様にインタビューし、その内容と併せ外観、その他の印象を基に主観で書いている事をご了承ください。実際に購入検討をされ見学頂いた時の印象、整備履歴、修復歴等を保証するものではありません。

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