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kawasaki A1SS 1967年式
車検 走行 1,435km 備考
長さ 199cm 83cm 高さ 108cm 重量 1590kg 排気量 247cc
取材日2025年9月

■■■■概要と担当者の所感■■■■

ご覧いただきありがとうございます。
1967年式 kawasaki A1SSのご紹介です。

現オーナー様は長い間A1SSを探しており、2024年に栃木県のバイクショップがこちらのバイクをレストアして販売したのを機に購入いたしました。約60年前とかなり年式の古いバイクですが、各所レストアで手が入っていることもあり、年式を感じさせない良好な状態を保っています。

資料によりますとA1およびA1SSは元々輸出メインで製造されていたようで、そもそもの国内の流通量が少なく、さらにその中でもこちらのスクランブラータイプのA1SSはかなり球数の少ないバイクのようで、現オーナー様も探すのに苦労されたようです。こちらの車体も元々は輸出されて海外にいた車両との事で、マフラに輸出仕様である証が見られます。

オーナー様が購入されてから1000km程度走行しまして、今回新規事業立ち上げの資金とするためぜひこちらのバイクを受け継いでくれる方へお譲りしたいとのことで掲載させて頂きました。

大変古く希少なバイクではございますが、オーナー様としては今後ずっと車庫で眠らせておくのではなく、これからもどんどん元気に走り続けてほしいとの事です。これからの人生をこのバイクと共に走っていただける方、ぜひご連絡をお待ちしております。

 

■■■■各部の詳細■■■■

■■エンジン■■
レストアの際各部掃除や研磨をされたようで、入り組んだ空冷のフィンも非常にきれいな状態です。1960年代当時では珍しかった分離給油機構 (カワサキでは「スーパールーブ」と呼んでいたそうです。) が搭載されております。2サイクルエンジン車はキャブレターの燃調含めオイル排出量の調整も非常に重要ですが、オーナー様が1000km走行した際には特に焼き付きなどのトラブル無く快調に動作しているとの事です。取材時には冷間でキック2〜3回で始動し、燃調も良好な状態という印象を受けました。

キャブレター車の特徴でもありますが、冷間始動直後は少しアクセルを開けて暖機してやる必要があるとのことです。暖機後は安定してアイドリングしておりました。始動〜アイドリングの様子が動画にてご確認いただけますのでぜひご覧ください。

エンジンの左右カバー (キャブレターカバー) はカタログでは銀色一色なのですが、こちらの車両は一部に青い丸のデザインが見られます。おそらく当時のカスタム品かと思われます。

残念ながら左のキャブレターケース下部から多少のオイル漏れがございます。ご了承ください。

■■外装■■
・ ミラー
川崎重工の刻印が入っている純正品です。

・前後フェンダー
見える範囲では大きなさびや傷、割れ等なくきれいな状態です。

・ペダル
キックペダルやフットペダルのラバーもレストアの際交換されているようで、使用感少なくきれいな状態です。

・ヘッドライト
割れや傷等ありません。赤いカバー部分に飛び石と思われる多少の点キズがございます。

■■吸気/排気■■

・キャブレター
レストアの際ショップにてオーバーホールおよび調整されているとの事で、始動時も加速時も左右シリンダのばらつきなく良好な燃調との事です。余談ですがこのA1SS のキャブレターはクランクケース横のカバー内部に左右分かれて入っており、外からは見えないようになっています。そのため調整がかなり手間なようです。

・マフラー
A1SSの特徴的なアップマフラーは輸出仕様の純正品(刻印在り)です。画像にてご確認いただけます。この刻印が当時の輸出車かつ純正品の証とのことで、きれいな状態で残っているのは希少とのことです。ヒートガード含めほぼ錆見られず、メッキの状態も良好です。

■■トランスミッション■■
オーナー様が購入の際、状態の良い部品取り用のエンジンを購入し、ショップにて各ギア・シフトフォーク・シフトドラム等の傷んでいる部品を交換し仕上げたとの事です。オーナー様が1000km程度走行した際には、ギアの入りも問題なく快調に走れるとの事です。

■■タイヤ・懸架装置■■
レストアの際、前後タイヤを新品に交換してあります
- 前:DUNLOP GOLD SEAL F11 3.00-18
- 後:DUNLOP K527 3.25-18

前後ホイールがTakasago EXCEL のアルミリムに変更されています。
フロントのダストブーツはレストアの際新品に交換されております。

■■ブレーキ■■
前後ブレーキパットはレストアの際新品に交換済とのことです。

■■タンク■■
初期型の丸みのあるタンクで、当時物の純正品とのことです。再塗装されているかどうかは不明とのことですが、劣化しやすい赤色もきれいに艶を保っています。錆びやすいフューエルコック回りもほぼ錆び見られず良好な状態です。タンクパッドも劣化や目立つ汚れございません。内部も見える範囲は錆もなくきれいな状態です。タンク左右の特徴的なエンブレムも目立つ錆びや傷などもなくきれいな状態で残っています。純正では銀色のエンブレムなのですが、こちら金色のエンブレムとなっており恐らく同年代のW系の純正エンブレムを使用していると思われます。

■■シート■■
目立つ破れや汚れはみられません。

■■計器・灯火・電装■■
メーターは速度計・回転計一体型の純正です。メーターリングのメッキも目立つサビなく良好な状態です。走行距離はメーター読み1435kmですが、なにぶん古い車体ですので参考程度にお考え下さい。ウィンカー・テールランプレンズも当時物の純正との事です。メインキーは純正ではなく複製品になります。

■■ステアリング■■
純正装備の手動調整可能なステアリングダンパーも正常に機能していました。余談ですが発売当時の1960年代は路面状況があまりよくなかったため、このような装備が純正で備わっていたようです。

 

■■■■お問い合わせに関して■■■■
・このページの車両は個人売買の情報サイト「バイクの杜」に掲載されたものです。
バイクの杜は広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナー様の依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。
・記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナー様のコメントと見聞したものを元に作成したものですので、見落とし等で現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。また全て裏付けを取ったり、動作確認を行って記述している訳ではないため、誤記等の可能性もあり、状態を保証するものではありません。
・状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、ご自身の主観と異なったり、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき頂き、現車確認の際に必ず状態をご確認下さい。
・貴重な車両を壊したりしないために、取材担当者が運転しての状態確認は行っていません。

■■■■現車確認に関して■■■■
・当車両は茨城県にあります。
・車両をご覧になる場合は、掲載ページの一番下に記載してあるメールアドレス宛にメールをお送り頂ければ折り返しご案内のメールをお送りしますので、お申し込み頂き次第日程調整をさせて頂きます。
(個人情報保護の関係上、具体的な場所はお申込み頂いた方だけにお教え致します)
・個人間での取引となりますので、冷やかし防止と個人情報保護のためあくまで購入を前提として検討されている方のみのご案内とさせて頂きます。

■■■■購入される場合■■■■
・個人売買のため消費税は掛かりませんが、支払いは現金一括で現状渡しのノークレームとなります。また、陸送等の手配は購入者様でお願いいたします。

以上、お読みいただき大変ありがとうございました。
是非ご検討宜しくお願い致します。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
150万円
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TEL/080-1000-1425(ヤマコシ)

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bikenomori.ibaraki@gmail.com

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