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ホンダドリーム スーパースポーツ CBM72 1963年式
車検 走行 メーター交換歴があるため不明 備考 要整備車
長さ 200cm 76cm 高さ 104cm 重量 161kg 排気量 247cc
取材日2024年10月

1959年からマン島TTに参戦し好成績を収めていたホンダが、1961年に本格的いうことでに世界市場に投入したモデルがCB72です。
エンジンはリッター当たり約100馬力の24PS/9,000rpmで、市販レーサーCR71と同出力という、当時の市販車としてはあり得ない高回転高出力型のエンジンでした。
しかし、当時はまだ未舗装道路も多く、低速トルクが薄くて乘りにくいとの声が上がり、CB72をベースに360度クランクを採用し、低中速域を扱いやすく、乗り易くしたモデルが今回ご紹介するCBM72です。
フレームはCR71同様のパイプフレームを採用、フロントフォークもテレスコピック、前後18インチと当時の海外レーシングマシン同様の技術が盛り込まれており、ホンダの技術の粋を集めた当時のスーパースポーツモデルでした。

【現車の状態について】
まず一番にお伝えしなければならない事として、現車は要整備車となります。
オーナー様は3年前まではツーリング等で時々楽しまれていたそうで、不具合なく快調だったそうですが、多忙で全く乗らなくなってしまっているうちに、現在はそのままでは乗れない状態となっています。ただし、雨風を凌げるガレージ保管でしたので外観の痛みはありません。

わかる範囲の不具合としては、
・キャブレターがオーバーフローしているため整備が必要
・クラッチ、ブレーキ等も整備が必要かもしれない。
・メーターは一度交換した際には動いていたが、現在動くかは不明。
・ホイールのスポークに折れあり(予備の新品スポークが1台分あるとのこと)。
とのことですが、他にも思わぬ不具合が出るかもしれないため、レストアベースとして考えていただけたらとのことでした。

しかし、写真のとおり、外観はとても綺麗で錆も少なく美車ですし、セパレート風ハンドル、シートはY部品(ホンダのレース用パーツ)に、タカサゴホイール、バックステップなど、カッコ良くカフェレーサー風にモディファイされています。また、ノーマルハンドルもあるとのことです。
見た限りですが、一般的に良く使う「レストアベース」という程に悪い状態ではなく、ある程度の整備をすればすぐに乗れそうなように思います。

オーナー様が綺麗に保管されていたバイクですが、趣味を生かした新規事業を本格的に始めたいとのことでガレージを店舗に改装する計画を立てられており、そのために売却を決意されました。

実車は福岡県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
購入する車両の陸送等の手配と名義変更については、御購入者様に行っていただきます。

以上の記事内容は、オーナー様のコメントと取材をもとに作成したもので、わかる欠点なども含めて出来るだけ客観的に誠実に記事を作成するように努めておりますが、不具合箇所、整備履歴、修復歴などに関して取材時に完全に把握することはできませんし、裏づけを取ったものではありません。現車の状態が最優先の現状販売となりますので、最終的にはご自身でご確認、ご判断の上、購入をお決め下さい。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
60万円
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