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◆ホンダCB750Fについて
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1979年当時、国内ではバイクの販売登録台数が増え始めた時期であり、そんなタイミングで登場したホンダCB750F、数多くのバイクファン垂涎の的となったようです。
発表と同時に予約が殺到し、納車するのに数ヶ月待ち、特に大型クラスにおけるCB750Fシリーズの登録台数は他モデルを圧倒したそうです。
人気の原因としてRCBのレースでの活躍もあったようです。ホンダは1975年から世界耐久選手権参戦、不沈艦隊と呼ばれたRCBの活躍は圧倒的でした。そのレースシーンで得たテクロノジーをニューモデルの開発にフィードバック、そして登場したのがツインカムエンジンの二代目CBシリーズです。
CB750Fと当時に発売されたCB900F(海外向け)は、ボルドール24時間耐久レース制覇の偉業から「ボルドール」の名が命名されました。(当時国内ではメーカー自主規制により最大排気量が750ccでした)
よく750ccのバイクのこと「ナナハン」といいますが、その言葉はホンダがCB750FOURの開発中に機密保持のために用いられていたそうです。
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◆ご紹介するバイクについて
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今回ご紹介する1981年モデルのホンダCB750FBです。
希少なキャンディブルゴーニュレッドカラー、裏コムスターホイールや2本出しマフラー、ステッププレートなどの純正パーツを装着した一台です。
唯一、リヤフェンダーがないことと、リヤショックアブソーバーが純正でないことがオリジナルと違っている個所です。
現オーナーさんは、約3年前に旧バイク専門ショップで購入します。
聞いたお話では、高校生の頃から30代後半までナナハンに乗っていたそうです。
もう一度、ナナハンに乗ろうと思い、購入に至ります。
若かりし頃は鈴鹿の4耐にも出場、キャブ調整も行うバイクマニアの方、ガレージには他にもバイクが居座っていました。
とにかく、オリジナルであること、機関が完調なことで選んだそうです。
しかし、その当時とは違い、なかなか乗る機会がなく、手放されることを決意、バイクの杜への掲載依頼となりました。
◆仕様
・エンジン形式:空冷4サイクルDOHC4バルブ並列4気筒エンジン
・総排気量:748cc
・最高出力:70PS(51.0 kw)/9000rpm
・最大トルク:6kg・m(58.8N・m)/7500rpm
・トランスミッション:5速リターン
・燃料供給方式:キャブレター
・トランスミッション:リターン式・5段変速
・始動方式:セルフスターター式
・フレーム形式:ダブルクレードル
・縣架方式
フロント:テレスコピック式
リヤ:スイングアーム式
・ブレーキ方式
フロント:油圧式ダブルディスクブレーキ
リヤ:油圧式ディスクブレーキ
・タイヤサイズ
フロント:100/90-19 M/C 57V
リヤ:120/90-18 M/C 65V
・ホイール:コムスターホイール
フロントフォークにオイル漏れが多少見られました。
点検はしていませんが、シール交換が必要かもしれません。
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◆お問い合わせに際して
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