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長さ 230cm |
巾 72cm |
高さ 134cm |
重量 250kg |
排気量 500cc |
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取材日 2022年12月18日 |
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今回ご紹介するのは、4輪車にターボが搭載され始めた時代である1980年開催のケルンショーで発表された、日本の市販2輪車で初めてターボを搭載した1981年式CX500ターボです。GL500に搭載されていた縦置きV型2気筒OHVエンジンに石川島播磨重工業製の小型ターボチャージャーを搭載することにより、82馬力まで出力を高められた性能はCXシリーズの特徴であるツアラーとしての性格をより濃いものとし、高速走行の快適性を高めるものとなりました。
CX650ターボと合わせても約7,000台が生産されたに過ぎず今となっては非常に貴重な1台です。
今回、オーナー様の駐車スペースについてのご事情で惜譲致します。
外観印象
独特な大型フェアリングがこのバイクの高速ツアラーとしての性格を物語っています。
また、シート、タンクなどは非常に綺麗ですし全体の雰囲気として保管状態が良かったことが理解できます。樹脂部分はところどころに経年劣化によるヤレ感はありますが年式相応で問題ない状態です。タイヤは要交換ですがその他は軽整備で乗り出せるレベルだと思います。
機関について
エンジンは一発始動で、安定しながらターボ車独特のエキゾーストノートを奏でています。また白煙やオイル漏れもない状態で、ターボやその周辺の機器類に問題ないことはアクセルに対してのレスポンスの良さからも覗えます。
先述した通り生産台数も少なく、かくいう筆者も博物館でしか見たことのない非常に希少な1台です。このようなバイクは今後2度と生産されることはないでしょう。
エポックメイキングなターボバイク、バイクの歴史の1ページを飾るにふさわしいこの1台を新しいオーナー様に是非堪能して頂き、次世代につないで頂ければ幸いです。
現車の見学も大歓迎です。但し、オーナー様はお忙しい方なので購入前提での見学お申込みにご協力をお願い致します。
現車は東京都世田谷区にあります。
お問い合わせについて
「バイクの杜」は広告代理店です。掲載バイクは個人所有の物でオーナー様より依頼を受け、取材の後掲載しています。
記事内容は担当者がオーナー様にインタビューし、その内容と併せ外観、その他の印象を基に主観で書いている事をご了承ください。実際に購入検討をされ見学頂いた時の印象、整備履歴、修復歴等を保証するものではありません。
掲載内容に関してのご質問や現車確認のお申し込みはこのページ下よりご連絡ください。
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88万円→78万円 |
画像クリックで拡大出来ます |
当時の最先端を感じるスタイル。 |
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走行40261km。 |
綺麗なタンク |
状態の良いシート。 |
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バックミラーに映るとターボ車であることが分かります。 |
こちらにもターボの大きな文字が。 |
エンジン周りも綺麗です。 |
コムスターホイール。 |
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ターボがどれだけ珍しかったかが分かる表記。 |
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シャフト駆動。 |
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前輪タイヤ。 |
後輪タイヤ。 |
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シリンダーをツイストさせてストレート吸気化されたエンジン。 |
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傷のあるウインカー。 |
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塗装にヒビが入っています。 |
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