今回はハーレー　FXDL　エボリューション　９８年最終型をご紹介致します。

最初に全体の印象から。

かなり綺麗に磨き込まれた一台です。
メッキと車体色の黒とのコントラストが鮮やかで、繊細な中にもハーレー特有のボリューム感が強調されています。
また、随所にオーナー様拘りのカスタムが施され、とても好印象です。
主だったカスタムを記しますが、記載以外にも多数ヶ所ありますので見学の際ご確認下さい。

吸気系　:：　SUNDANCE　ＦＣＲ
　　　　　　　　　　同　　　　マンホールフランジ
排気系　：　クロームワークス　フルエキ

足回り系　：　フロントサスペンション?　SUNDANCEスプリング使用にてOH
　　リアサスペンション?オーリンズ

駆動系　：　チェーンドライブに換装

外装系　：　本革シート張替

その他　：　アーシング、PINGELの燃料コック、新品バッテリー他カバー類等多数

それでは各所を見ていきましょう。

まずは外装から。
タンク、サイドカバー共に大きなヘコミや見苦しいキズ等はありませんが、タンク左側のネックに近い部分にヘコミがございます。
ここは画像でも載せましたが、分かりずらいので見学の際に必ず確認して下さい。
カバー等のメッキはとても良い状態で、シートもきれいに張り替えられています。
尚、純正シートも付属しますのでお好みでお楽しみ下さい。
年式相応の細かなキズ等も僅かながらございますが、全体的には十分にご満足頂けるものと思います。

さて、ハンドル周りはどうでしょう。
ハンドルポストにアフターパーツのカバーが装着されており、またETCの受信機もここにあります。
インジケーター、ライトカバー等もとても良い状態ですしメーターについても正常に動作します。

次に足回りです。
フロントサスペンションはSUNDANCEのスプリングを使ってOHされており、外観もよく手入れされています。
リアサスはオーリンズに換装されています。
オーリンズと言うと別体タンク付きの黄色い派手なのが思い浮かびますが、装着されたものはスタンドダードなタイプで車体の雰囲気に違和感は感じません。
ブレーキキャリパーも前後ともよく手入れされており、汚れやすいスポークホイールもきれいな状態をキープしています。

そしてエンジン周り。
メッキや塗装の状態も良く、やはりとてもきれいです。
燃料コックやマニホールド等アフターパーツに替えられており、更にFCRキャブと、走りにも拘りが感じられます。
マフラーも酷い汚れ等なく、外観は至って綺麗です。
エンジン自体の調子も良く、ハーレーらしい排気音を奏でます。
オーナー様の適切なメンテの賜物ではないでしょうか。
ただ一カ所残念なのが、右側のクランクカバーにマフラーの干渉と思われるキズがあります。
ここは見学の際必ずご確認頂きたい所です。

いかがでしょうか。
程度の良い個体もだいぶ少なくなってきた９８年最終型のエボリューション。
最近は中古市場での価格も高騰しています。
この機会に是非！

今回ご紹介のハーレーは群馬県にございます。
たくさんの方からのお問合せをお待ちしております。

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過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く、詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は、2024年3月17日午後2時より、晴天の元、約2時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューを元に執筆作成したものです。限られた時間での確認につき現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。　状態等のコメントも、あくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

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