今回ご紹介するのは、ハーレーの品質を一気に向上させ、その信頼性からハーレーの人気を不動のものとした「ハーレーダビッドソン中興の祖」ともいえるエボリューションエンジンを搭載し、その中でも特に人気の高い「後期エボ」と言われる1999年式ハーレーダビッドソンFLSTCです。

また特筆すべきはハーレーマニアなら多くの方が知るところのショップ、サンダンスがソフテイルヘリテイジをベースにヘビーウエイトリングを使ってバランス取りの上加工し、排気量も９３キュービックインチ（1530�t）のS＆Sキットを使用、低圧縮加工も施し、低回転での乗り味向上と高速時の不快な振動の低減を実現させたエンジンだということです。

更に、サンダンスのFCRキャブレター、ツインテック、オイルタンク、シート、PMの前後キャリパー、ブレーキディスク、RSDの各種パーツが奢られ、タンクはゴキブリタンク、アーリーショベルルックパーツ、プライマリーカバー、ミッドコントロールキット、純正スプリンガーが装着されています。

　オーナー様はどうしてもサンダンスのヘビーウェイトリング加工のバイクに乗りたいと思い立ちこの車両と出会い一目惚れで購入しましたが、結果所有するハーレーが3台となり、それぞれに乗る回数が減ってしまったことで今回この車両を売却する決断するに至りました。

外観印象

　丁寧に塗装されたオリジナルのクリーム色がブラックアウトされたエンジン周りやホワイトリボンの前後タイヤと相まって独特のセンスで品よくまとまっているのが印象的です。

また、普通は装着するとかなり目立って異質感が出てしまうPMのキャリパーもブラックの基調の中で車体に溶け込んでいるようです。

ライト、極小LEDウインカー、ゴキブリタンク、社外後ろフェンダー、テールランプ、アーリーショベルルックエンジン、弁当箱エアクリーナー、丸形オイルタンク、ミッドコントロール、ショットガンマフラーが「大人のチョッパー」な雰囲気を醸し出しています。

走行距離は現在のメーター表記で900�qですが、交換以前のノーマルメーターは22,000�qです。

機関について

サンダンスの加工を施してからは約3000�qの走行だそうです。

20歳のころから30年に渡って様々なハーレーに乗ってきたオーナー様はショベル以前のような重いクランクと大排気量低圧縮の乗り味を求めてこのバイクを購入したそうですが、その粘りからくるバランス取りされたエンジンの乗り味は想像以上に「味」があり田舎道では５，6速でトコトコと、高速では不快な振動がなく心地よい鼓動だけが伝わってくるというようにどのスピードレンジでも現代のハーレーにはない面白味が詰まっているそうです。

尚、そのためにギアー比もサンダンス推奨値のスプロケット、チェーンに交換してあります。これについては公認済みです。

実際にエンジンは一発始動、アイドリングも安定しています。

更にスプリンガーとミッドコントロールの相性が良く、フォワードコントロールにはない安心感もあるそうです。

またノーマルパーツに関しては、ヘリテイジのフロント周りやタンク、メーター、シート、リアフェンダー、ノーマルエンジン周りパーツ、プライマリー周り、またハンドル、ノーマルレバー、スイッチ類等沢山のパーツが付属します。但しノーマルフロントホイール、ノーマルマフラーはありません。

純正説明書もあります。

ETCも付属します。

スマホホルダーは付属しません。

尚、走行距離についてはオーナー様によって現在より若干伸びる可能性があることをご了承ください。

1度乗ったら病みつきになる、サンダンスのヘビーウェイトリング加工車両は中古車市場にも中々出ないそうです。

100万円は下らないパーツと加工が施された車両と考えると相当にリーズナブルと考えますし、これからもその希少性から価値は周囲の認めるところとなり続けることでしょう。

是非この機会にご購入を検討されてみては如何でしょうか？

現車は東京都にあります。

お問い合わせについて

「バイクの杜」は広告代理店です。掲載バイクは個人所有の物でオーナー様より依頼を受け、取材の後掲載しています。

記事内容は担当者がオーナー様にインタビューし、その内容と併せ外観、その他の印象を基に主観で書いている事をご了承ください。実際に購入検討をされ見学頂いた時の印象、整備履歴、修復歴等を保証するものではありません。

また自動車税については月割りで新オーナー様から旧オーナー様へお支払い願います。

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