【更新】2022年6月8日
シャッターを開ける度、鎮座しているのを見るよりどなたかに乗って頂く方が バイクも幸せと考え思い切って値下げしました。
良いご縁がありますよう、当初より大幅に値下げしました。
◎ 今回ご紹介する バイクは
ショベルヘッド フットクラッチのジョッキーシフト 1981年式
大変貴重な オリジナルのフレーム、丸型スイングアームを生かしてデザインされています。
純正のまま 現在まで残っている個体を見受けることは少ないと思います。
また 型式なども 不明の記載ではなく”BBK”の記載になります。
デザインから組付け、いたるところにこだわり 有名ビルダーさんと何度も打合せして仕上げたられた ワンオフの1台です。
国内:ツーオーナー
初代オーナー(現オーナーの先輩)は 2003年頃(20年ほど前)にオリジナル状態を購入され20年間大切に維持され 現オーナーは 2020年7月購入直ぐに神戸の有名なビルダーにカスタムオーダー、完成に1年以上、必要としています。
初代、現オーナー共に メンテナンス、OH等すべてをビルダーさんにお任せし絶好調と言う事です。
◎ ショベルヘッドの紹介
ロッカーカバー形状がショベル(スコップ)に似ていた為で、エンジンを横から見るのではなく、真上から見るとより一層名前の由来が理解出来ると言われます。
ショベルヘッドの生産が終了してから早38年が経過していますが、パンヘッドやナックルヘッドに比べて、今でも多くの人に愛用されている官能的なエンジン、それがショベルヘッドです。
造形、強烈なエンジンフィーリングは、他社メーカーはもちろん、ハーレーの中でもトップレベルではないでしょうか。このエンジンはアメリカが最もアメリカらしい黄金期を象徴する歴史的なエンジンと称賛されているようです。
エンジンの製造年は、1966~84年までの18年間と一般には理解されているようですがスポーツスターモデルのアイアンショベルのリリース年が早く、1957~86年まで、トータル29年間もの長きに渡り製造されていた。
81年からはすべての車両が1340ccで統一され生産後期に向けキャブ、オイルポンプ、バルブステムシールが新たに設けられる等、エンジン内部も進化し、同様に電気系統は 1980年~:マグナボックス・トランジスター式、81年式からは 一気に12V/22Aに出力アップしている。
◎ オーナーからのコメント
1981年式 ショベルヘッド フットクラッチのジョッキーシフトです。
ショベルヘッドを得意とする神戸の有名なビルダーさんから私の先輩が20年ほど前にオリジナル車両を購入されています。
そこから私が購入させて頂きました。
前オーナー、私共にメンテナンスやオーバーホール等は同社に全てお任せです。
先輩から購入させて頂いたのが2020年7月で、購入後そのまま同ビルダーにメンテナンス〜カスタムオーダーまで依頼させて頂きました。
カスタムは 貴重なノーマルフレーム、スイングアーム、フロントフォークを残してワンオフや電気系配線も含め大概カスタムされています。
ビルダーと打合せしながらデザインから製作まで お願いしオーダーから1年以上を必要としました。
オーダーから1年後の2021年10月に完成して納車しましたが、寒い時期でしたので
あまり乗ることもなく。現在まで10回ほど乗ったくらいです。
機関系は かなり好調だと思います。車両はシャッターガレージにて保管しておりますので綺麗です。
売却の動機は、頸椎ヘルニアが悪化したことでバイクに乗ることが厳しくなったため売却を決めました。。
◎ カスタム内容(わかる範囲での)
マフラー:DragPipe(改)
ショック純正(Bush制作)
R.Forward Control Kit Master付
L.Jockey Shift Kit 加工
ペグマウント加工
ロッド加工
Rr.ブレーキホース マスター→Tee
Fr.タイヤ AVON MK-2 3.00-21 チューブ+リムバンド
Rr.タイヤ SHINKO E270 4.00-18 チューブ+リムバンド
Fr.ホイール 19”FXE
Fr.Fork SHOVELФ35 一式短め
ブレーキキャリパー 左右Used
ローター左右 SUS
ブレーキパッド(EBCメタル)
Fr.ブレーキホース一式 W-Disk
Rr,フェンダー十ストラット製作一式
テールランプOld Sarto
サドルシート本革十マウンド製作
リヤフェンダー&タンクペイント十ライン
Fr,21インチ Rr,18インチ アルミリム化
Fr.Hub Narrow
Fr,Spoke 21 ″ 244mm
Rear Hydrauric Drum 58up
Rear Hydrauric Drum 58up
Sprocket Shaft Seal交換1
ステータコイル交換 Accel
エアクリーナー交換 Fork製
ETC取付
アンテナステー製作
Sprockwt Shaft Seal交換
◎ 取材後記
当日は 小雪が舞うような天候で 特にガレージの中は冷え込んでいました。
まず最初にエンジンをかけて頂くことになり数回のクランキングで 直ぐに 官能的なサウンドを聞くことが出来ました。
驚いたことに チョークを 引くことなくすぐにエンジン始動、その後はアイドリングニードルで アイドリングが落ち着き念のため エンジン停止、キックを 数回繰り返していただきましたが 毎回キック一発でした。
エンジンは ご本人もすごく調子が良いと言われていたことが すぐにわかりました。
現状維持の為に 月に一度位 20㎞程、走行しているとの事で 走行した状態のままで 洗車、掃除もしておらず敢えて、磨くこともしていないと言われての取材になりました。
体調的な不安があるため家族からの反対もあり残念ではあるけれど 受け継いで頂ける方にとの願いを受けました。
掲載内容はオーナー様にインタビューし、その内容と併せ外観、その他の印象を基に主観での記載で整備履歴、修復歴等を保証するものではありませんのでご了承ください。
実際に購入検討をされ見学頂いた時の現車確認を優先してご購入検討をお願い致します。
不明な点がありましたら ご質問を随時受付けております、出来るだけ敏速にご返答を心がけています。
また 現車確認のお申し込みはこのページ下よりご連絡ください。(大阪府内保管です)
ご検討よろしくお願いいたします。