DUCATI 750F1 Montjuich モンジュイ |
1986年式 |
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車検 2024年4月 |
走行 7,100km |
備考 ●燃料タンク(アルミ)18L●前輪タイヤサイズ12/60V/16 ●後輪タイ18/67V/16 ●フロントブレーキ/280oフローティングダブルディスク ●リアブレーキ/260oフローティングディスク●フロントサスペンション/テレスコピック ●リアサスペンション/スイングアーム●ホイール マービックスポーク、アクロンリム●メーターベリアホワイトパネル ●エンジン バルブ駆動方式/強制開閉式 デスモドロミック ●ボアストローク/88×61.5o ●圧縮比10.4:1 ●最高出力 95ps/1000rpm ●一次減速比/1.972 ●変速比 1速/2.500 2速/1.714 3速/1.333 4速/1.074 5速/0.966 ●二次減速比/2.667 ●キャレター型式デロルトPHM40 始動方法セル ●ミッション5速マニュアル ●修復歴 無し ●複数オーナー ●200台限定モデル 国内129台ディラー車 ●シリアル番号 099 |
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長さ 221cm |
巾 69cm |
高さ 113cm |
重量 1550kg |
排気量 748cc |
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取材日2023年12月22日 |
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■History
85年にレーシングパンタのレプリカとして市販車750F1がデビューした。その年はTT-F2クラス4年連続の世界タイトルを獲得したレーシングパンタに補機類をつけただけのスパルタンな形だった。エンジンは600から750まで排気量を上げレーシングパンタの圧縮比と同様10.4まで高められた。
TT-F2からTT-F1のホモロゲーション獲得の為の750F1だったが、その2年後さらに高性能なDUCATISTの血を騒がせるレーシングバージョンとしてデビューしたのがモンジュイである。スペインのバルセロナ24H耐久レースにちなみ、サーキット名をそのまま命名した。このシリーズで後に続くラグナセカ、サンタモニカもデリバリーされカジバの傘下に入ったDUCATI社のやる気度が伺える。
エンジンについてはビックバルブ、オーバーラップの大きいレース用ハイカム、乾式クラッチ、F1の36ミリから40ミリまで大口径したデロルトキャブ、メガホンマフラーの組み合わせでF1より25馬力アップの最高出力95ps/10,000rpmのパワーを与えられた。フロントの足回りはフォルセライタリア40o、GP500系に採用されていた4ポットブレンボレーシングキャリパー、フローディングローター、ベルリッキ角形スイングアームなどのレーシング部品を使った。タイヤもバイアスタイヤしか存在しない時代にレーシングスリックに溝を入れたインターミディエイトのミシュラン特注品が使われた。このマシンは世界200台製造とされているが、大半の129台が今は無き老舗輸入元よりドゥカティストたちのもとへ納められた。車体にはシリアル番号の刻印があり、この現車の場合は初期ロッド099をつけている。
■現車紹介
オーナー様は、このほかにもイタリアバイク空冷を何台も所有するエンスージアストです。私が最初に現車を見た瞬間に綺麗なオリジナルモンジュイと感じました。私もあこがれが強いバイクでしたので、オリジナル状態がどのようかよく認識しており、凄いのは、どこを見ても大切にメンテが行き届いており、40年近くの歳月を感じさせず、昨日ボローニャから送られてきたかのようなコンデイションでした。ただ一つブレーキのマスターは一品物の削り出しパーツに付け替えてありますが、材質が劣化し、アベレージを上げるほど危険を感じ、走る曲がる、止まるの基本 原則を第一に考えこのパーツは、モディファイしてあるそうです。当然のオリジナルマスターはストックしており本当の意味でのオリジナリティの価値を伺えさせます。
よくバイク仲間で雑談をするとき、新車より綺麗だといわれたオーナーもいると思いますが、それは決してお世辞ではなく、本気でうらやましく行っていることが感じ取られます。 心配になるのはタイヤサイズですが、聞くところによると、ミシュランインターミディーは無理にしても、現行AVONで、チョイスできるみたいなので、特にホイルサイズを変えずにこのまま維持できるそうです。エンジンも実際始動をしていただきましたが、明らかに音が違うなと感じられ、ブリッピング時はアクセルの付きがよくフライホイールが本当に入っているのかなと思うくらい鋭いレスポンスでした。
今回オーナー様がお売りになる理由を尋ねると、多くの車両を維持している関係でガレージ内のストックがだんだん難しくなった為に、大切にしてくださるオーナーへ引き継ぎしたいとのことでした。
【外観】
ボディカラーは、レッド、シルバーのツートン オリジナル色を再現しFRPなどの経年変化により補修やリペイントを施してあります。フレームについてもリペイントしてあります。大きなへこみ擦れは確認されませんでしたが、タンク右側丈夫に擦り傷があります。修復歴はないとの事です。
【機関】
エンジンに付いては、腰上OH施しており、目視によるオイルリークや白煙は確認されませんでした。
【モディファイ、整備箇所】
・ヘッドライトレンズ 車検が通りにくく暗いCEVからKOITO製に変更しバルブをLED化
これにより車検は一発で合格、夜間走行も安心の明るさ。
・フロントブレーキマスターはブレンボ レーシングラジアル17Φ(削り出し)
・クラッチマスターはブレンボ16RCS(レバー比可変)
・ハーネスは1年ほど前に新品に交換済み
・前後サス フルOH後2000km以内です。サーキットに持ち込んでセッティング済み
・シリンダーヘッドは前後とも日本国内でガイド、シート等交換済み
・基本的に貴重なフルノーマルです。
車は山梨県にあります。個人の為消費税はかかりませんが月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。
以上の記載内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、バイクの杜で裏付けをとったものではありません。
この車両に対してのご質問、現車確認のお申し込みは、ページ下のメールアドレス宛まで連絡頂き、折り返し現車確認申込書を添付させて頂きます。その後オーナーさんと日程調整させていただきます。
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390万円 |
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