78年のマン島フォーミュラ・ワン・レースにイギリスのSMC（スポーツ・モーター・サイクルズ）がチューンしたNCRドゥカティで出場し優勝した。ライディングライダーは、
マイク・ヘイルウッド。
この優勝を記念して翌79年、ライディングしたレーサーのレプリカ・モデルとして900MHR（マイク・ヘイルウッド・レプリカ）が誕生した。
ベース車両は当時のドゥカティ900SS（スーパースポーツ）、その外装を変更し発売した
モデルである。

今回売却される個体は、38年前に現オーナーが新車で購入し、直ぐに購入ショップにてNCR仕様としたものです。その後4年間で7000Km程度乗られ車検切れを機に、屋内にて34年間保管してあった車両です。
写真を見ていただければ分かりますが、フレームを始めエンジン回り、足回りすべてが、38年前の車両とは思えないぐらい綺麗であり、旧車を感じさせない状態です。マフラー以外は、フレームの錆、エンジン特有のアルミの粉が吹いた状況は殆ど見られませんでした。
34年前屋内保存にあたり、燃料は全て抜いた状態で保管されており、キャブレターのフロート室を覗いてみるとキャブレター内は綺麗な状況です。34年間始動はしていませんが、キックペダルもムースに降り、バッテリーの交換およびキャブレターのオーバーホール程度で燃料を入れてあげれば始動するように思えました。

【改造箇所】
・タンクシート（FRP製）燃料残量が分かるような塗装が施されています。ケニーズにて購入
・スピードメーター、タコメーター（VEGLIA）
・マフラー（NCR900TT-1レース用セパレートタイプ）
サイレンサーなしメガホンエキゾースト（右側　エンストコケによる凹みあり）
・オイルクーラー
・リヤサス（オーリンズ）
・前後ホイール（カンパニョーロ製　マグネシュウム）
・キャブレター（樹脂製フロートケース）
・セパレートハンドルブラケット
など

【付属品】
・純正タンク
・純正アンダーカウル
・純正リヤカウル
・純正シート（新品同様）
・純正ホイール
・純正チェーンカバー
・リヤフローティングローター１枚

【不具合箇所】
・右マフラー凹み
・純正タンクのカギ無し（カギの専門店で制作可能かと思います）
・ハンドルロックカギ無し（カギの専門店で制作可能かと思います）
・純正リヤカウルに塗装剥がれあり

【確認事項】
・34年間エンジン始動させていません
・オイル漏れ見られませんが、車両全体的の点検は必要かと思われます
・純正タンクには有鉛ハイオク表示があります（無鉛ハイオク未対策）

 

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