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取材日2021年6月5日 |
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今回ご紹介するのは「ミュンヘナー」とも呼ばれ、油圧テレスコピックフォークやプランジャーサスペンションを装備して乗り心地も大幅に改善、BMWモタード中興の祖と言っても過言ではないBMW R25/3です。 オーナー様は3月に購入され、長く乗ることを前提で古いBMWを得意とするショップに点検を含めた整備に出し、結果完調な状態となって、さてこれからといった時に突如海外転勤することとなりました。しばらく乗れないのであれば、ということで今回断腸の思いで売却を決定されました。尚、転勤の関係で6月いっぱいは東京・世田谷区、それ以降は静岡県小山町に保管される予定です。
外観印象 70年前のオートバイの風格とでも申しましょうか、20世紀前半の雰囲気がそのまま各部、各パーツに投影されている印象を強く受けます。その質実剛健なイメージは正にドイツ人の工業製品に対する矜持の表れとも言えそうです。のっけから抽象的な表現をしてしまいましたが、何故多くの方々が旧車を求めるのかが、その答えが言葉ではなく五感を通して伝わってくるようです。今のオートバイにはない漆黒色、タンクのライン、ハンドルのアール、ダースベイダーの兜を彷彿とさせるフロントフェンダー、サドルシートやプランジャーサスペンション、縦置きエンジンならではの横から足をかける形のキックペダル、またテールランプに至るまで、多くの部分にその時代のデザインの潮流を感じることが出来ます。正にタイムマシン、走る博物館と言っても過言ではないはずです。
機関について エンジンは先述した通り、横から足をかける形のキックペダルを踏みこむことでかけますが、エンジンに火が入ると同時に、現代の単気筒のオートバイにはない、往年のバイクだけが持つ「重いフライホイール、クランクマス」が間隔の開いた爆発音、排気音を奏でます。 乗った感想としても4速トップで住宅街を「タンタンタン」と小気味よく、無理なく独特の乾いた排気音を響かせて走れるそうで、特に高いギヤで低い回転からアクセルを捻った時の強烈な「粘り」が病みつきになるそうです。 オーナー様は程度の良い個体を購入し、更にしっかりと整備をされこともあり、ブレーキ、サスペンション、キャブレター含めた吸排気系全て調子がよく買ってそのまま日常の足としても使えるのではないかと仰っていますが、実際にエンジン音を聞いてもその予想が決して間違いではないという印象を受けます。 また画像にもありますが、タンクの中も本当に綺麗で、よくある旧車のタンク内の腐りからくるキャブレターへの細かい錆やカスが入り込むということも皆無でしょう。 程度の良い古いBMWを探している方、旧車独特の「味」を求めている方に是非乗って頂き、古き良き時代に思いを馳せて頂ければ幸いです 「バイクの杜」は広告代理店です。掲載バイクは個人所有の物でオーナー様より依頼を受け、取材の後掲載しています。 記事内容は担当者がオーナー様にインタビューし、その内容と併せ外観、その他の印象を基に主観で書いている事をご了承ください。実際に購入検討をされ見学頂いた時の印象、整備履歴、修復歴等を保証するものではありません。 掲載内容に関してのご質問や現社確認のお申し込みはこのページ下よりご連絡ください。
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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